今日もFP税理士ニュースをご覧いただき、ありがとうございます。
当社提携の(株)エッサムから、ファイナンシャルプランナー(FP)や税金に関するニュースや記事を紹介いたします。
国税庁 : 令和6年分の個人の消費税及び贈与税の確定申告状況等を公表!
国税庁は、同庁ホームページにおいて、令和6年分の個人の消費税及び贈与税の確定申告状況等を公表しました。
それによりますと、個人事業者の消費税の申告件数は、令和5年10月からインボイス制度が導入され、制度導入後2回目となる令和6年分の個人事業者の消費税の確定申告においては、総申告件数は212万件(対前年比+7.5%)で、そのうち納税申告が202.9万件、還付申告が9.1万件となり、前年分から15万件ほど増加しました。
また、申告納税額については、納税申告が8,004億円(同+16.8%)で、1件当たり39万円(同+8.5%)となり、還付申告が492億円(同▲2.8%、以下▲は減少)で、1件当たり54万円(同▲6.6%)となりました。
インボイス発行事業者の消費税の申告状況をみてみますと、令和6年分の登録事業者数は2,210千人、申告人員は1,907千人、2割特例適用人員は811千人となり、いずれも前年分から増加しました。
贈与税の申告状況をみてみますと、贈与税の申告書の総申告人員は47.4万人(対前年比▲7.0%)で、そのうち申告納税額がある方(納税人員)は33.3万人(同▲11.4%)、その申告納税額は3,935億円(同+10.9%)、1件当たり118万円(同+25.2%)となっており、前年分と比較しますと、総申告人員及び納税人員は減少し、申告納税額は増加しました。
贈与税の課税方法別の申告状況をみてみますと、暦年課税を適用した申告人員は39.7万人(対前年比▲14.0%)、その申告納税額は3,274億円(同+9.7%)、1件当たり100万円(同+24.4)となっており、前年分と比較しますと、申告人員は減少し、申告納税額は増加しました。
相続時精算課税を適用した申告人員は7.8万人(同+59.2%)、その申告納税額は661億円(同+17.5%)、1件当たり1,146万円(同▲5.8%)となっており、前年分と比較しますと、申告人員と申告納税額はいずれも増加しました。
今後の動向に注目です。
(注意)
上記の記載内容は、令和7年6月9日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。